雪は深い そもそもそんなもん

このところ点々とあちこちと出歩いて、つくったり、お話を聞いたり、眺めたり、ミスったり、逃したり、にもかかわらず新たな体験をしたり、出会ったり、美味しかったり、嬉しかったり、発見したりで、あっという間に1/12が過ぎちゃいそうな今日ごろ。

今年は雪も少なくていいね〜

なんて秋田市からの帰り道に話したつい最近。あっという間にやっぱり雪国の冬は雪はつきもののようで、住んでいて慣れているはずなのに話題は雪ばかり。

総じて、やっぱりつらいもんだなー

ってみんな言いたい。んだね。本音。

たしかに太陽もなく、ほんとに太陽がどっかに行っちゃったんじゃないかと思っちゃうくらいくらいけど、ほんとにここにいないとわからないと思うくらいどんよりとしている。でも。でもね、ふと目にする雪景色は絶対今しか見れないとても深い景色。この奥の山が、つい数ヶ月前には鮮やかな色々に染まっていたなんて想像もつかないくらい変化に飛んだ体験を知らず知らずにしているのだな。

負けず嫌いとか、ないものねだりの僻みで言ってるように聞こえるかもしれないけど、ここにはここの楽しみ方があるんだなと。(ほんとに、もうやだ!この雪!って思うときもあるのも事実です 笑)

カプセルこども部屋

2019年一発目の納品は、3年越しのご依頼をテスト品納品。

間仕切り未施工のこども室予定のフリースペースに、二段ベッド的家具でセミプライベートルーム化です。
大人も十分寝れるサイズ。だけど、まだ改良箇所、気になるところがあるんです。

なので、モニターさんにご協力。

さっそく

布団を敷いてくれ!
カーテン付けて!
窓がほしい!
間接照明とスイッチがほしい!
ねーちゃーん!
糸電話つけて!
サンタクロースが枕元にプレゼントおけないじゃん!

ご要望しかと受け止めます。なので、ねなさい。

これ、改良後、某所にて、発売予定なので乞うご期待です。

おおみそかに振り返る2018

一言で言えば濃密で、二言で言えば狭く深く、三言で言えばまだこんなにも思いもしない世界があるのか!という2018雑感

思えば今では4年前にチャレンジした暖かい家、今でも未完成の自邸AJITOがベースの付加断熱が標準スペックの家を求めてきていただく方が、ちらほらと増え始めているのは本当に嬉しい限りです。自邸であったからこそ、より如実にわかったお金をかけるものとお金をかけなくていいものの境界や、温かいの本当のありがたみと、それを実現するための材料チョイス以上に温度環境に響く施工の精度。見た目ではわからない労力の裏側(あ、これは現場サイドの話)。現場の進め方の違いで、住んでからの財布に響くのはこれか?あれか? なんとなく、「なんとなく間違ってない方向に向いてるな」と正直そう思った2018

あれやこれやと、まずは理想を語りながら進む新築プランニング。年間で言えば数は少ないものの何度でも繰り返し、自分の進めるものはなんなのか?それは希望に沿うものなのか?結局同じ答えにたどり着きたいだけなのか?なんて思いながらもなんとかまとめるのが楽しいと感じるのが多かったように思います。と思うのとは反対に、瞬発力を求められたリフォーム中の変更案の調整や間近になってからの予算内での工事変更対応。この仕事、一辺倒には行かないからこそ、クリアする問題が多すぎるからこそ、クリアしたときの達成感は大きのだと。そう思った2018


とはいえ、全くの予定外も多かったのも2018。自分の周りもきっと「マジか?」って笑って思っているだろうくらいいつもの年からするとイレギュラー仕事もありました。自分的には最高に楽しかったのですが、ついてけないぜーって思われていたのも実はひしひしとなんとなく(笑)

ここにはまだまだあげれない案件のプランニング、立案に多く携わらせてもらって、今までの「木工好きな大工さん」っていう肩書はどこへやらという寂しさもあったりするのが本音です。ちょっとですが本にものりました。実は来年向けにちょっぴり執筆もしました。一番楽しいのが木工で、ちょっとだけやれました。
でも、思い起こせばやっぱり今までの「つながり」すごく感じます。
過去に小さな工事をしていたおかげでつながるご縁だったり、夜中まで明日の現場の施工方法を考えて図面を引いてみていた頃のベースがあるからこそ楽にできる見た目の繊細さだったり、断ったことで仲良くなってしまった今だったり、ただ好きだと言うだけで使っていたノートが認められつながるお話だったり、20年も前に仲いいやつと突然のあの時からどっぷりな今日だったり、向き合った人が20年も前のツーリング仲間だったり、意外と近くに興味深い人がいることに気づいたり、本当の本当はやってみたかったけど諦めてたことが思いがけずできそうな予感だったり、接点もなかった出会いとその影にはつながる「人のつながり」だったり。

いろいろ多方面で学びもありました。より深い住宅のことはもちろん。地域を良くするとはなんぞやとか、同じ秋田県でもこんなに広くて違うのか!とか、異業種の職の深さとか、あまりにもありきたりで気づきもしなかった食の深さとか、あれ血圧高めじゃん自分!とか。「住」と「食」と「職」がものすごく心と身体の「健康」につながるのだということを特に。
で、一言で言えば濃密。

最後に、やり残してしまったこともたくさん。忘れちゃってることもあったらごめんなさい。ヤキモキさせてしまったみなさんすみません。いつもより多めにアンテナ張って、いろいろキョロキョロしながらこれからもがんばろう。勝手ですが、来年もよろしくお願いいたします。

断熱改修とつらら

やっと年末寒波落ち着き、天気もお正月休みか。

写真を見比べて気づきました。
吹雪吹き荒れる先日、リフォームを機に断熱改修を行ったお宅の写真で、みつけました。つららの違い。

こちらは既存断熱材の上に一層追加した付近。けっこうなつららです。

 

そしてこちらは内装工事も行い、内部からきちんとグラスウールを詰めた付近。天井には16K200mmのグラスウール。気流止めも壁の上下行えました。

つららの下がり具合が一目瞭然。上の写真も下の写真も部屋の用途は寝室。天井断熱材の効きの違いでこんなにもつららのできが違う=断熱材が熱をきちんと区別してくれているかどうかの違い。

ちなみに同じ日の写真。4年前築の未だ内部は未完成のAJITO。屋根には300mmの高性能グラスウールがびっちりで、気密もC値0.2。薪ストーブの煙突付近からのみつららが下がるのみです。
効いてくれてます断熱材。つまりは、ちゃんと暖房エネルギーを逃さず蓄えてくれています。なのでこのとき、極悪に寒い−4℃でも家族はみんな裸足。外がどれだけ吹き荒れようと、気にならないんです。本当。

それにしてもきれいなマブ。いや、落ちたら危険!

住んでみてわかる違い 暖房つけっぱなし編

「あったかいから、止めちゃうんだよー」

お邪魔したとき、ちょうど帰宅したところだった室温は18℃。

「あれ?  家の中冷めてる」

って思っちゃうんですけど、これは暖かい家慣れしているこちらの感覚。

今までの家の「もったいないからいるとこだけ石油ストーブ!」の感覚が拭いきれないおかあさんに、いろいろとお話をもう一度^ ^

「熱くて寝れないのは、FFストーブの温度設定高いからです」

「ちょうどよいくらいに温度設定下げて、つけっぱなしにしてみましょ?」

「大丈夫。設定温度になったらちゃんと止まるから 笑」

「あったけ〜って温まるためじゃなくて、冷めないように暖房を!ですよ」

どうにもやはり、人の頭と人の癖、習慣づいてしまっているのであとは慣れるだけなんですけどね。

断熱リフォーム | 楽しさ伝わる1年後

2017年(1年前)にメイン空間の1Fのみを断熱気密区画リフォームしたお客さま宅に、お邪魔してきました。

前日からの雪がうっすら積もるその時の外気温は5℃。断熱気密区画されたLDKは室温22℃、湿度50%未満。暖房はリフォーム前から活用していたFFストーブ22℃設定。木製断熱玄関ドアからはいると温かい室内は、どこにいても嫌気のしない、ニンマリしてしまうほどの環境でした。

「うん、帰ってきたら玄関からあったかいんだもんね^ ^」

「去年の冬も何も問題なかったなー。しいて言えば、2階が寒い!」

「1階の熱がもれなくなっちゃったからか、今までより寒いの。1階で寝ようかな 笑」

でもなんだかうれしそうな、奥さまでした 笑

 

その未工事部分の2階で点検を終え1階に降りると、

「床暖房入ってる?」

と勘違いしてしまうほどに床が暖かく感じられました。作ったこちら側が一番ビックリ。こんなに違うのか!しかも、リフォーム前後でくらべて、暖房面積はグンと広がったのに(約2倍)、給湯と暖房の消費灯油量は1/2くらい!

ってことは、これまでの面積換算で行くと1/4 !? すごい! 1/3だとしてもすごい!

とても満足いただいている室内は、緑のあれこれ、玄関先のクリスマスグッズ、ウォールステッカー、家族同然なワンコの賑やかな床の爪痕(笑)、飾られたフレームにならぶ家族写真、仲良く並ぶカエルたち、何気なく置かれた小物の一つ一つが楽しそう。DIYのTVボードがベストマッチで驚きました。ぼくらにはできなかった楽しさの演出で盛り沢山。

床がキズついちゃってるなんて楽しく生きてる証拠。楽しんでる!って雰囲気がビシバシ伝わってきて、とってもうれしくなっちゃいます。(帰ってきて、beforeの写真を見たら全然ワクワクさが違ってて、ことのほか楽しさ伝わりました うれし)