ひょっとして。の予備スリーブ。

気密住宅にとって、外側の壁に穴を開けちゃうなんていうことは、とても断腸の思いです。せっかくたくさんの職人さんが、あーでもないこーでもないと悩みこしらえた、とても大切なアウタージャケットの外壁。なので、安易に穴を開けちゃってももうなかなかもとには戻らないから。

でもいたし方ないのは、暮らし方の変化や思い描いていた理想との相違で起こる設備の交換、変更。

とはいえ、闇雲に穴を開けちゃうのは。。。ねぇ。。。なんだか、気が重い。

ということで岩村建匠では、ある程度の予想の範疇で、そういった事態に備えるための「ここ、穴空いても大丈夫だよ〜」というスリーブを設置しております。その穴はちゃんと室内側の防湿シートとも、外部の防水シートとも連結されていて、穴が空いたとしてもしっかり対処できるようになっているのです。

まさにぴったりメモ通り。(開けるまでは、ドキドキなのですが、、、)

今回は、暮らし方の変化に伴う冷房エアコンの追加。メモどおりにゆっくり刃物で石膏ボードを切り取って、開けるとしっかり保護シートがみえました。エアコン屋さんとほっと一息。

詰め込まれていた、GWを取り除いて、さあ取付工事の始まりなのです。

寒暖差大きい5月でした

あまいソフトクリーム恋しい29℃の日もあれば、Tシャツ一枚で登校しちゃうと走ってもどってこなきゃいけなくなる冷たさの10℃くらいの朝もあったりと、お天気目まぐるしい春。

断熱しっかりのお宅のでは、とても穏やかな日々。冷暖房なく、Tシャツで過ごせる春。
グラフで見ても、緑の温度(室内、トイレ)がおだやかです。
我が家もほぼ同じ断熱環境なので、家にいるときはまったりなのです。

日々の生活を寒さに気にすることなく過ごせる分、外に出たときは思いっきり季節を楽しみたいものです。

 

気づくことの面白さ

ここ最近電車で移動することの便利さを実感中。
基本、モーターサイクルに始まり、運転することよりも知らない土地に向かい周りの景色をよそ見することが大好きなのですが、近頃はそんなことばかりしたらいつ事故ってしまうか、事故ったらたまったもんじゃないと、やっと40にもなり気づき始めております 笑

で、個人で仕事絡みで出向くこともたまにあり、30分程度ならまだしも行き来の2〜3時間、往復で半日もの時間が、本読める、写真整理できる、寝れる、SNSに溺れると大変有意義な時間が持てることのありがたさを知ってしまいました。

打ち合わせなど、いろいろおまたせしている方には心苦しいのですが、時間に余裕があると、思いがけない発見が結構あるのです。今後この気づきが自分の為になるのかどうかは置いといて。

大館へココ横手から、わざわざ電車で出向くなんて思ってもいなかったのです。トランジットの不便さをふまえると、車を運転して向かったほうが早いことに変わりないのだけど、乗ってみると電車通勤が意外といろいろはかどります。おまけに徒歩を強いられるので、よそ見し放題なわけで、13回の講習がまだ1割り程度の消化率なことが、ちょっとうれしいのです 笑

なぜにこの建物はこんな形なんだろうとか、当時はたいそうな佇まいであったのだろうなとか、地割からして区画整理されちゃったんだろうなとか、ああ年月のもたらす雰囲気が素敵だとか、ピカピカの見た目の家が全然浮き出ている、、、とか、ははーんここ当時は通りだったんだろうなとか、木の上にニワトリいる!とか。笑

もちろん、しっかり講習は受けてます。はい!

目で見てなんなのかが分かるもの

たとえばね、昨日もらったアスパラも、こないだもらったなんとかっていう葉っぱも、だいぶ前に食べ尽くしたワサビ菜や、これから食べれる甘いイチゴやさくらんぼ、夏になればおいしいスイカや川で捕まえた鮎だったり、秋になればおいしいぶどうやリンゴも、もちろん毎日食べてるあきたこまちも、みんなここのもの。

ぼくらがいつもあーでもないこーでもないと悩んだり、あっち行ったりこっち行ったりしてあくせくしている一日も、み~んなこの中のたった一つのピースなわけで、そんなピースなんかなきゃなくてもこの景色は毎日きれいにあしたもある。

ただ、ちっぽけに思うそのピースがみんな間違って組まれちゃうと、このおいしい景色もいつの間にかなくなっちゃうのかなと思うと、自分もちいさなピースなりにちゃんと居場所にとどまらねばと、なんだか気が引き締まる。

建築だって、食べ物だっておんなじだ。

いろいろ考えてうまくやろうやろうと思って考えると、どんどんツボにはまって息苦しくなることがある。その息苦しさは見えないものをつかもうとすることから来る不安を予測できているからなのであって、全く何も考えずあっけらかんとばかりしていては、きっとアリとキリギリスみたいなことになり、本当に手詰まりになってしまう。気をつけなければ。

 

気晴らしは必要。

考えても、もう無い知恵の限界なんてどこなのかもわからないし、まずいろいろやってみよう。怪我するからサッカーやらないなんて言わずに、まずちょっとやってみりゃいい。

やってみると案外夢中になって、思いがけないお宝だって手に入ってみたりする。

いい景色をみると、なんだかいい気持ちになる。

ただ、しっかりできる対策はしとかないと、できる予定の住宅も寒々しくなるし、おいしいはずのワラビもガシガシして木っぽくて残念になる。

だからといって、せっかく目の前にある本物を選ばず、扱いやすいだとか、なんとかっぽいだとかというなんだかしっくりこない理由や、最近できたばかりだから良いはずだという思い込みですぐに目新しいものを良しとするのだけは気をつけよう。もちろんケース・バイ・ケースなのだけれども。

 

・・・

なんだか言いたいことはうまくかけないけれども、、、

建築も食べ物もおんなじで、美味しそうに見えるものと、本当に食べて美味しものはきっと違うんだなって、今更ながらにしっくり来ている今日このごろなのです。

出処のしっかりしているものは安心で、なんだかよくわからないものにはお金を使う気にもならない。(もちろんこれもまたケース・バイ・ケースなのだけれども。)

美味しいもの、良いものは、きっと人の手できちんと直せたりできるし、そもそもあたりまえのようにここにずっとあるものがいいものなんだと実感している今日このごろなのです。ハンバーガーやラーメンや、何を注文しても美味しくて同じ味の中華料理店にドハマリしたときもあったけど、甘いも苦いもしょっぱいもあって、おいしいんだなと。

もちろん個人的に思うことなのだけれど、せめて一緒に景色見に行って長い笹の茎でケツを突きまくってくる子どもたちには、今は「さっぱり?なんのこと?」なんだろうけど、「泥臭いけどこれが本物なんだ、うまいんだこれが」みたいなところもちゃんと経験させてあげたいなと思うのです。「◯◯風」な世の中にはなってほしくないなとつくづく思うのです。

いいものはいい

いいものはいい

先日、縁あってお客さまから秋田木工の食卓セットをいただきました。まったく使用可能なきれいな状態でしたが、模様替えを期に処分してしまうとのことでした。ちょうど、引取り手にが何人かいたので、あっという間に嫁にいってしまいました。たっぷりかわいがって貰えそうで、自分が使っていたわけじゃないのに、なにか嬉しい気持ちで、、、

なんていう今日、リフォーム大詰めの現場で全くの同タイプの秋田木工に出会いました。20年も毎日耐えていたわりにはしっかりとしていて、座り心地もしっくり。あーいいなーと。

こちらはテーブルをリペアに出し、またしばらくは食卓としてつかわれるそうです。

地元にこんな家具があるってなんだかいい気持ちになります。

 

いいものはいい。

僕らの建築もそうありたいものです。

2017年度 ZEH普及実績報告

2017年度のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業が終了となりましたので、実績報告です。

 

2017年度 普及目標 20%・・・・・・実績 0%

内、BELS取得住宅 50% ( BELS★★★★★取得 )

んんー多雪地域横手の屋根乗せ太陽光パネル事情が浮き彫りになっている状況です。
太陽光パネル搭載のZEH住宅の普及に貢献することは出来ませんでしたが、Ua値0.26(※)とBELS最高ランク取得の断熱性能の高い新築物件の実績など、根本である建物の基本性能向上への取り組みは昨年同様、着実に実行された一年となりました。お客さま側からのお問い合わせも確かに増えております。

太陽光発電がプラスされれば、ZEH住宅はもちろん可能です。それに向け、多雪地域である横手の工務店としてのアーキテクト側からの問題解決に一層の努力が必要と実感しております。

※3地域(横手・湯沢などの秋田内陸部)のUa値について H25省エネ基準Ua=0.56 、ZEH支援事業基準値Ua=0.40

ランニングコストを抑えてのんびりと健康的に暮らせる住宅が、岩村建匠の大切にしたい住宅スペックです。

不愉快な温度差を気にすることもなく朝ごはんを食べ、学校に出かけ、帰宅後はお風呂の出入りに勇気を出す必要もなく、寝るまでのゆったりした時間を過ごせるのです。蒸し暑い夏は、小さなエアコンが気持ちいい空間にしてくれます。吹雪の日は、玄関のドアを開けた時にふんわりと温かい空間に癒やされます。

そして、太陽光発電でうまれたエネルギーでランニングコストが0(ゼロ)、つまりはZEH住宅になれば、家計はにんまりするかもしれません。暮らす人にも地球にも(もちろんおサイフにも♪)とっても優しい頼れる住宅だと思うのです。

■ZEHについて>>>環境共創イニシアチブ ZEH支援事業
■BELSとは>>>日経XTECHより「最近よく聞くBELSって何?」